アムキャンブログ

アムキャンブログ (2012年2月)

【アルミ溶接加工】スポット溶接なら大阪のアムキャンへ

本日は溶接の話題についてです。
先日はアーク溶接についてご紹介しましたが、本日は【スポット溶接】についてです。

スポット溶接では、重ね合わせた母材を電極の先端同士の間に挟み、電極に大電流を流すことで生じる抵抗熱を利用し、加圧して接合を行います。
抵抗熱を利用するため、抵抗溶接と呼ばれることもあります。

スポット溶接はどのような時に利用させる溶接なのかというと、主に薄い板金の接合に使用されることが多くあります。

溶接できる板金の枚数は、スポット溶接機の性能によって変わります。
なので、重ね合わせる母材は2・3枚以上でも一度に接合することができます。

このスポット溶接が主に利用されるものとしては、自動車の車体、ボディーの生産に多用されている溶接方法になります。


さらにスポット溶接は、その溶接電流の流し方などの違いにより様々な種類のスポット溶接が存在します。

【スポット溶接の種類】
◆ウェルドボンド
◆マルチスポット溶接
◆ロールスポット溶接
◆シリーズスポット溶接
◆ダイレクトスポット溶接
◆インダイレクトスポット溶接

アムキャンでは、溶接を含めた機械加工に対応しております。
現在の納期や価格にご不満な点がある製品がございましたら、一度アムキャンまでご相談ください。

スピーディーな対応でお客様のご要望にお応えいたします。

アルミ押出し材と表面処理・機械加工

本日は、アムキャンが得意としているアルミ押出しと押出し材の表面処理・機械加工についてです。

アルミ押出しの特徴は、
複雑な断面・形状の製品を1回の工程で容易に製造することができるところにあります。
そのため、比較的短期間での納期、量産にも対応することができます。

【アルミ押出しの流れ】
一般的にアルミ押し出しでは、
円柱の押出し用の金属の塊(ビレット)を400~600度の高温で加熱し、金型(ダイス)に高圧力で押し出して成形する方法になります。高温に加熱するため熱間加工法とも呼ばれます。

そして、押出し後にはファンなどで徐々に冷却します。
冷却後は、冷やした際に生じる歪みや反りを引っ張って矯正し、製品の安定・精度を保つ工程もございます。

【表面処理(アルマイト加工)】
さらに、成形できたアルミ押出し材には、アルマイト加工という表面処理を行います。
アルマイト加工では、耐食性の高いアルミニウムの耐食性をさらに高める、酸化皮膜を形成させることができます。酸化皮膜の形成により、製品表面の美しさ、硬さ、耐摩耗性を高めることができます。

【機械加工】
そして、お客様の目的の製品にするため、機械加工を施します。
切削加工、切断加工、曲げ加工、穴あけ加工などの機械加工にも強みを持ち、お客様のご要望に合わせて加工いたします。
また、アムキャンではボーリングマシーンによる最長5mの長尺加工も可能です。

【アムキャンでは・・・】
アルミ押出し材の製造から表面処理・機械加工まで、アムキャンでは自社工場で一括管理しております。
アルミ押出し材の短納期・コストダウンをお考えの方は、ぜひアムキャンまでご相談ください。

突然のプラン変更!?~堺工場開設まで残り一ヵ月~

堺工場建設風景 堺工場建設風景
(堺工場建設風景)


工事建設の残り期限は、一ヵ月。

そのため鉄骨の加工と平行して、ペンキ塗りも進めていかなければオープンには間に合いません。
昼は溶接、夜はペンキ塗りと、平行作業が何日も続きました。

しかし、バタバタと鉄骨を組上げていくうちに・・・プランの変更をしたいところが出てきたので、さぁ大変。

一番大きな変更箇所は、階段の位置でした。

設計当初から階段の位置を工場の奥に設置すると決めていましたが、
実は、最後まで奥の右側にするか、中央にするか、悩んでいたのです・・・

そして、最終的には当初のプランを変更して、建物奥の中央に設置することに決定。
決めたら、即行動あるのみ。

階段を移動したメリットとしては、
当初の階段スペースを2階の事務所スペースとして広く活用できることでした。
しかし、逆にデメリットもあり、階段下のスペースを有効に使うことが難しくなってしまいました。

結果的には階段の位置変更は大成功で、今では毎日気持ち良く利用出来ています。

続きは、次の記事へ・・・

アルミ長尺材の機械加工【ボーリングマシーン加工】

アムキャンでは、ボーリングマシーンによるアルミ長尺材の機械加工も得意としております。

ボーリングマシーンというと、井戸などを掘り出すために地層を掘る機械を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アムキャンのボーリングマシーンは金属加工を行うための機械です。

ボーリングマシーン

弊社では、3mと5mのボーリングマシーンを保有していますので、最長5mまでのアルミ長尺材のボーリング加工が可能です。

ボーリング加工では、ボーリングヘッドについている刃物、バイトを偏芯させて穴径を加工します。

弊社の3m・5mのボーリングマシーンは、どちらもNC加工(Numerical Control machining)いわゆるプログラム通りに穴を開けることができます。また、NCボーリング加工ならば時間短縮にもつながり、高精度な加工を小ロットから量産することができます。

一回のセッティングで最長5mのアルミ長尺材を加工することができますので、多くのアルミ形材の加工ができます。

ボーリング加工のコスト見直し、精度向上、短納期をお考えの方は、アムキャンまでご相談ください。

アルミ押出し成形で熱抵抗の小さいアルミヒートシンク

アルミ押出し成形で製造されるものの中に【ヒートシンク】という製品があります。

放熱器・放熱板とも呼ばれるヒートシンクは、機械などが発熱する際に、機械の温度が上がらないように熱を放散するために取り付けられる部品になります。

そのため、ヒートシンクの材料に使用されるものは、熱伝導性の高い金属が使用されています。
その材料のひとつがアルミニウムです。アルミニウムを利用したアルミ押出しによって、量産するこができ、コストも抑えることができます。

最も良く利用される方法になります。

また、性能の良いヒートシンクを製造するためには、熱抵抗の小さいものが求められます。
熱抵抗を小さくするため、ヒートシンクに使用される金属の種類、また大きさや形を表面積が広くなるように作ります。

ヒートシンクは製品の大きさにより数ミリメートルのものから数メートルのものまであります。
そのため、フィンの密度や間隔、剣山状や蛇腹状など、製品に合わせてお客様との打ち合わせにより形状を考えます。

アムキャンでは、熱抵抗を小さく抑えるヒートシンクの製造いたします。

コストを抑えるためのアルミヒートシンクのアルミ押出し成形なら、短期期間の納期にも強いアムキャンまでご相談ください。

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